10/9(火)朝会のお話
2018年10月9日 09時18分秋祭り・・・いかがでしたか?
心配された台風の影響もなく、楽しいお祭りとなりましたね。
では、なぜ「秋祭り」を行っているのでしょう?(回答なし)・・・ぼーっと生きてんじゃねーよ!・・・とチコちゃんに叱られますよ。
秋祭りは、五穀豊穣を神様に感謝するために行っています。五穀豊穣とは・・・みんながいつも食べているお米や麦、豆などの穀物が豊かに実ることです。
秋は「実りの秋」と言って、いろいろなものが実を付けます。
この間2年生も自分たちで育てたお米を収穫して、食べていましたね。
同時にあまり暑くもなく寒くもなく過ごしやすい季節になって、みんな運動や勉強も一生懸命がんばっているので、お腹がすくのが早いことでしょう。
最近3校時が終わったら、お腹すいた~お腹すいた~という声をよく耳にします。「食欲の秋」ですね。
・・・あっここで校長先生によく質問されることですけど、給食の時間に校長先生が廊下を歩いていると、「校長先生、もう給食食べたのですか?」と聞かれるのですが、皆さんどうしてか知っていますか。校長先生はお腹がすいて、早く給食を食べているわけではありません。
「検食」といって、みんなが食べて大丈夫かどうか、みんなより先に食べて調べているのです。決して校長先生が食いしん坊だからではないんですよ。
でも、みんなは食いしん坊になってください。食べることは生きることの基本です。何も食べないと死んでしまいますね。
そして、食べるときは色々な種類のものを食べましょう。好き嫌いをしていると、栄養のバランスが乱れて病気になりやすくなります。
では、アレルギーなどがある人は別にして、嫌いなものが食べられるにはどうすればよいか。たとえばピーマン。嫌いな人?・・・どうして嫌い?苦いですよね。
・・・正解です。本来人間は苦い物は毒だ!危険だ!と判断して、食べないようにしているのです。
では、食べられる人はどうして食べられるのか。・・・それはピーマンは苦くても毒ではないと分かっているからです。
ですから苦手な人も、少しずつ食べていると体が毒ではないと判断して段々と食べられるようになるのです。
・・・実は校長先生も子どものうちは納豆が食べられませんでした。初めて食べたとき、その味から腐っていると思ったからです。でも、いろいろなものと混ぜて少しずつ食べていると、段々と食べられるようになり、今では納豆だけでも全然平気で食べられます。
逆に好きなものだからと言って、たくさん食べ過ぎるのもよくありません。
何事もバランスが大事です。遊びと勉強。運動と休憩。
・・・やり過ぎ、やらな過ぎにならないように気をつけ、「スポーツの秋」、「読書の秋」、「睡眠の秋」・・・いろんな秋を楽しんでください。